

2025年12月完成
マシン:レッドブル RB21
ドライバー:マックス フェルスタッペン
製作のポイント:ケミカルウッドでのフルスクラッチ
今年は何を製作しようか検討してましたが、鈴鹿で見たレッドブルRB21白牛を製作する事にしました。おそらくガレージキットメーカーさんから3Dキットが発売される事間違い無しですが、それはそれでアナログ製作でどこまで近づけるかチャレンジしてみます。まずはケミカルウッドを角出しして台座に固定します。その後、いつもの事ですけどノーズから形にしていきます。良さそうな画像から大きさとラインを描き、プラ板に写して切り出し、ケミカルウッドにラインを書いて大体の形状を出していきます。
ボディ全体の形状出しです。このマシンはコックピットから後端にかけてのラインが幾つも重なって、面がどの面に繋がっていくのか把握するのが厄介なマシンです、正解がわかりません。今年のマシンはどのチームもそうなんでしょうかね。まだ詰めが甘いので修正を加えながら進めていきます。
暑い中、少しづつですが進めています。
アンダーパネルを製作中です。細かい形状はまだまだ出来てませんが、ベースとなる形は良いのではないでしょうか
フロントウイングが形になりました。細かい形状などは後程。
リアウイングの製作です。ここ2年は模型仲間が3Dプリンターで製作した物をそのマシンに合わせて加工してましたが、今回はF1-75以来のケミカルウッドブロックからの削り出しです。寸法の基準にしたい平面が一切ないので、画像を何度も見て頭に入れてから削っていきます。ウイング位置もケミカルウッドブロックでジグを作って保持出来るようにしておきます。
カッティングマシンを買ってみました。前回製作したメルセデスの後部のベンツマークの時に購入を見送ったのですが、今回はレッドブルの赤牛を切り抜きたくて思い切って購入しました。初めて動かしてみて付属していたシートを切ってみましたが、かなり小さな牛もカットできたので今後どの様に使っていけるか楽しみです。
タイヤとサスペンション辺り以外のパーツがほぼ出来ましたので、全体的なプロポーション確認の為にタイヤを配置してみました。そう言えばバックミラー作るの忘れてますね。
ボディラインの確認しがてらサーフェイサーを吹き、ついでに白、赤の色の調色を試行錯誤。今日は朝から雨で家に1人だったので、リビングでフロントサスペンション製作。毎度の事なんですが位置出しが厄介なんです。
リアサスペンションの製作をしました。本数が多いので全ての位置を出すのが厄介なのと、一度は組めても次組んでみると合わない所が出て来ての繰り返しで、微調整しながら何とか形になりました。ここで手を抜くと塗装後の最後の組み付けで破損のリスクが高いので時間を掛けました。
塗装に入りました。ベースとなる白はクリアーにパール粉を少し混ぜてあります。赤はパール系の赤にクリアーレッドで赤みを調整し、フロントウイングは先に赤を吹き、カッティングマシンでカットしたレッドブル文字を貼り、黒を吹いて剥がすとパールレッド文字の出来上がり。赤牛はデカール用紙にカットしたマスキングシートを貼り、薄く塗り重ねて自作デカールを貼りました、取り敢えず試作した物なので、本場はこれからです。
パールレッドが入りました。背中後端の1ゼッケンがまだですが、今回の最難関が出来ました。この赤の為にカッティングマシンを買ったので、沢山失敗してやっと使える様になりました。当初、角田かマックスどちらで製作しようか、考えながら進めましたが角田22ゼッケンをコックピット前の二箇所のダクト上に貼るのがどうしても出来ず、ゼッケン1にしました。
白文字以外のデカールを印刷しましたので、今日一日かけてゆっくり貼り付けてみました。
今週末、日曜日に横浜大桟橋ホールにてホビーフォーラム2025が開催されます。今年も所属しているFormula1 Modelersで展示します。今年のテーマは歴代フェラーリF1展示でフェラーリだけでもかなりの数台になります。このRB21はその他新作の展示になります。
台座も塗装待ちの時に製作済みでしたので、あとはタイヤとアンテナだけになりました。これで年内の完成が見えてきました。